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今までの記事ではサウナの種類(https://seikatsu-yutaka.com/42/)
サウナの入り方と手順(https://seikatsu-yutaka.com/74/)について解説させていただきましたが、
なぜサウナに入ると「ととのう」のでしょうか?
今回の記事ではなぜサウナで「ととうことができる」のかを解説します。
「ととのう」って何?
手順①
・まずサウナに入る
⇓
・体は生命の危機を感じ交感神経が優位になる
⇓
・アドレナリンが分泌される
ご存じの通りサウナはとても暑く、サウナに入ると体は生命の危機を感じ、交感神経を優位にして戦闘態勢に入ります。
手順②
・水風呂に入る
⇓
・副交感神経が優位になる
⇓
・この時点ではアドレナリンは体内に残っている
超高温のあとすぐに超低温にさらされることで再び体は生命の危機を感じます。
手順③
・外気浴
⇓
・外気浴に行く時点では副交感神経が優位
⇓
・アドレナリンも体内に残っている(約2分間限定)=「ととのう」という状態
連続で体の危機を感じ、体内にはアドレナリンやエンドルフィンといった物質が作られています。
この時、体は生命の維持を最優先とするため、実は脳は活動をサボっています。
つまり、無理やり脳を休ませているのです。
何もしなくても疲れてしまうといった経験はありませんか?
人は生きているだけで色々な悩みがあり、それについて考えてしまいます。
サウナは強制的に「考える」ということを中止させることができるのです。
脳の老廃物を押し流す
- サウナで体表の血管を開き血流をよくする
- 水風呂で一気に体表の血管を締め、太い血管に血流が回る
- 脳の老廃物を押し流す!
アドレナリンには鎮痛作用や集中力増加などの効果
エンドルフィンには多幸感を感じることができます。
ととのうメカニズム
サウナと水風呂により、交感神経が優位になりアドレナリンとエンドルフィンが分泌されている状態で
外気浴をすることで副交感神経が優位に切り替わります。
すると、アドレナリンとエンドルフィンが血中に残り、頭がさえわたりスーッと浮遊感を味わえる状態
これを「ととのう」状態と表現します!
この時間は1セットにつきわずか2分しかありません。